糸・布・針を読む

自分は縫わないけど、縫ったり織ったりすることを考える・・・読書や調査の記録(基本は自分の勉強メモ)

弥永保子 個展 南の島から

 

京都のギャラリーギャラリーで開催されるとのこと。

「太陽の光と珊瑚によって作られた海の輝きの変化。刻々と変わる空に浮かぶ雲の塊の色や形の変化。そんな無限の色や姿を見せる自然は私に情熱やエネルギーを与えてくれ続けています。今回も絞りという技法を用い、一枚の透明感のあるシルクオーガンジーの布に色と形を記憶させ南の島からお送りします。」

 

という、文章を読んで「絞り」が、単に視覚的なものではなく、「布に色と形を記憶」させたもの―つまり色彩と形態を与えられたモノ―であるということに気づかされた。

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現代作家が作り出す絞りの造形、ぜひ見てみたい。

 

ギャラリーギャラリー

2013/3/16-3/30 12:00-19:00(木曜休廊)

京都市下京区河原町四条下ル東側・寿ビル5F